ChatGPTで契約書の基礎を作ってみると

写真:ぱくたそ

 

今、話題のChatGPTですが、恐るべき能力です。

契約書のような要件が明確でひな形があるものの作成は、おそらくChatGPTにとって得意な分野ではないかと想像します。

試しに、ChatGPTでNDAを作成してみました。


Q:リーテックス株式会社とABC株式会社の秘密保持契約を作成してください。

A:【秘密保持契約】

この契約は、リーテックス株式会社(以下「受益者」という)とABC株式会社(以下「開示者」という)の間で締結されます。

【背景】

開示者は、業務に関連する機密情報を開示する必要があります。 受益者は、そのような機密情報を受け取ることができますが、その情報を保持し、適切に保護する必要があります。

【定義】

「機密情報」とは、開示者に関する、技術、製品、プロセス、システム、データ、業務、財務、顧客、およびその他の情報であって、開示者が開示することを明示的に指示するか、または情報の性質から明らかに秘密であると合理的に判断できるものを意味します。 「契約期間」とは、本契約が締結された日から、受益者が機密情報を受け取った日から5年間とします。但し、本契約に違反する行為があった場合は、契約期間はその時点で終了するものとします。

【規定】

受益者は、開示者が提供する機密情報を秘密に保持し、機密情報を第三者に開示しないように努めます。 受益者は、開示者の書面による事前承認なしに、機密情報を利用、複製、開示、配布、または流出させることはできません。 受益者は、適切な措置を講じて、開示者から受け取った機密情報を保護する責任を負います。これには、情報を適切に保管すること、不正アクセスから保護するための適切なセキュリティ措置を講じること、および関連する従業員に適切な指導を提供することが含まれます。 受益者は、本契約の終了時または開示者の書面による要求により、開示者から提供された全ての機密情報を返却または破棄します。ただし、法的要件に基づく保存を求められた場合には、その要件に従います。

受益者が本契約に違反した場合、開示者は直ちに適切な法的手段を取る権利を有します。これには、損害賠償請求権とその他の救済措置を求める権利が含まれます。

【管轄】

本契約に関しては日本国法が適用されるものとし、本契約に起因または関連する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

リーテックス株式会社 代表者: (署名) (押印)

ABC株式会社 代表者: (署名) (押印)

【作成日】2023年6月28日

※以上の契約は一例であり、具体的な契約締結に際しては専門家のアドバイスを得ることをお勧めします。また、各社のビジネスニーズに応じて条項をカスタマイズする必要があります。法的な助言やビジネス上の助言を提供する意図はありません。


人の目で最終確認をする必要がありますが、ここまで書いてくれるなら、あとは内容の確認修正だけですので、作業時間はものすごく短縮できます。

 

また、アルバイトなどで必ず必要になってくる「雇用契約書」も作成してみました。


Q:アルバイトの雇用契約を作成してください

A:【アルバイト雇用契約書】

本契約書は、リーテックス株式会社(以下「甲」と称す)と下記署名の者(以下「乙」と称す)との間で以下の通り締結されます。

第1条(職務内容) 乙は、甲の指示により、以下の業務を行うものとします。 ・(業務内容を詳細に記述)

第2条(勤務地及び時間)

  1. 乙の勤務地は(勤務地を記述)とします。
  2. 乙の勤務時間は(勤務時間を記述)とします。

第3条(報酬)

  1. 乙の時間給は(報酬額を記述)とします。
  2. 報酬は、毎月末締めで、翌月末日に甲が指定する方法で支払われます。

第4条(休日・休暇)

  1. 週休二日制とします。但し、勤務日・休日はシフト制に基づきます。
  2. 年次有給休暇は労働基準法に従い付与されます。

第5条(契約期間)

  1. 本契約の期間は、契約日から(契約期間を記述)までとします。ただし、双方が合意した場合には更新することができます。

第6条(解雇)

  1. 甲乙は、本契約に違反した場合、または不適切な行為が確認された場合には、他方に対して即時に解雇することができます。
  2. 労働基準法等の法令に基づき、通常の解雇の場合、甲は乙に対して30日前に通知するものとします。

以上の通り、本契約を締結し、甲乙各々が署名、押印をもって、本契約が有効となるものとします。

リーテックス株式会社 代表者: (署名) (押印)

アルバイト名: (署名) (押印)

【作成日】2023年6月28日

※以上の契約は一例であり、具体的な契約締結に際しては専門家のアドバイスを得ることをお勧めします。また、各社のビジネスニーズに応じて条項をカスタマイズする必要があります。法的な助言やビジネス上の助言を提供する意図はありません。


ChatGPTで契約書を作成・確認して、電子契約サービスで契約の締結を行えば、従来の紙での締結と比べると、大幅に短縮された時間で契約の締結が可能になります。

これが無料から使用できる機能ですので、AI系のサービス事業者は大変だろうと思います。

契約書案の作成サービスまでは時間の問題ではないでしょうか。サービス向上に期待したいものです。


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