必読!メールで来た電子請求書を保存するときは③
電帳法での保存義務例
電子帳簿保存法の宥恕(ゆうじょ)期間も残り約1年を切りました。
★そもそも電子帳簿保存法でどんな法律なのか?
★自社は対象となるのか?
★何をしなければならないのか?
などの基本的な事に対して、分かりやすく6回に分けて説明を行います。
今回は、第3回目「義務付けられている帳票の保存例」です。
前回メルマガ配信いたしました内容について、わかりやすく「請求書」を例にご説明します。
法人が受け取る請求書は、大きく 以下の2 種類に分けられます。
- 手渡しや郵送で送られてくる紙の請求書
- メール添付などで送られてくるPDFファイルをはじめとした電子請求書
郵送で送られてくる紙の請求書の場合は、現状紙のままで保存してかまいません。
一方メール添付などで送られてくるPDFファイルは電子で保存しなければならないことが今回の電子帳簿保存法で改正されたところです。
電帳法の改正に伴い、メール添付などの電子請求書は電子保存が必須になりました。
これにより、紙と電子保存の「二重管理」になってしまいます。
請求書の管理コストを増やさないためにも、クラウドシステム管理で電子保存すると紙を探す手間と失くす確率が低くなるでしょう。