納得!タイムスタンプとは⑤
タイムスタンプとは?
電子帳簿保存法の宥恕(ゆうじょ)期間も残り約1年を切りました。
★そもそも電子帳簿保存法でどんな法律なのか?
★自社は対象となるのか?
★何をしなければならないのか?
などの基本的な事に対して、分かりやすく6回に分けて説明を行います。
今回は、第5回目「タイムスタンプとは」です。
前回の第4回でご案内いたしました保存要件に「タイムスタンプ」がありました。
今回はその「タイムスタンプ」とは何なのかお伝えいたします。
「タイムスタンプ」とはよくあるゴム印のようなものとは全く違う電子的記録の一種で、改ざんされていないことを証明する、文書の電子的な保存・管理にとって必要な機能です。
一般のパソコンにあらかじめ装備されているようなものでもないため、システム導入が必須となります。
「タイムスタンプ」とは、ある時刻にその電子データが存在していたこと、それ以降改ざんされていないことを証明する技術です。
「タイムスタンプ」に記載されている情報とオリジナルの電子データから得られる情報を比較することで、「タイムスタンプ」の付された時刻から改ざんされていないことを確実かつ簡単に確認することができます。
「タイムスタンプ」は、税法上での義務になったことで、今後のさまざまな文書・資料保管のスタンダードとなることが予想されます。
この機会に、さまざまな文書・資料に対し、「タイムスタンプ」を入れることのできるシステムを導入することは業務全体のペーパーレス化DXを進めるうえで大きな前進となります。
過去の記事については以下となります。
★第1章の「電子帳簿保存法の改正」についてはこちら
★第2章の「電子帳簿保存法の保存義務」についてはこちら
★第3章の「電帳法の保存義務例」についてはこちら
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