<ビル建設のための新型電子契約誕生>


大容量ファイル付き建設工事請負契約の 電子記録債権による電子契約化を国土交通省より確認
~公開鍵暗号方式だけに依存しない新たな電子契約~


フィンテックから生まれた「リーテックスデジタル契約®」を提供しているリーテックス株式会社(本社:東京都新宿区)は、これまで実務的に困難だった大容量ファイルが添付される建設工事請負契約の電子化を、電子記録債権による一括記録で行うことについて、国土交通省から確認をうけました。この方式による初めての電子契約が、東洋建設株式会社とビルの発注者との間で締結されたことをお知らせいたします。


■ 建設工事請負契約の電子化については、建設業法施行規則第13条の4第2項に規定する技術的基準を遵守することが求められていますが、この技術的基準についてこれまでガイドラインに具体的に記載されていたのは、公開鍵暗号方式だけでした。このたび電子記録債権による記録が、「これと同等の効力を有すると認められる措置」であることが国土交通省に確認されました。


■ ガイドラインに記載された従来の方式では、電子契約により建設工事請負契約を締結する場合、契約の添付資料について、公開鍵暗号方式に基づく電子署名とタイムスタンプを個別に全ての添付ファイルに入れることが求められていましたので、添付ファイルが多数存在する場合は非常に煩雑な実務となっていました。


■ この度確認された新方式では、契約本文には電子署名とタイムスタンプを入れますが、

その他の添付ファイルについては、個別に電子署名、タイムスタンプを入れる必要が無く、電子記録債権によって、まとめて記録するだけで良いこととなりました。これにより電子契約化の実務が大幅に軽減されます。

■ 建設契約などで、電子契約本文と大量の添付資料の一体性を確保することが技術上の課題でしたが、電子記録債権で一括して発生記録することで、一体性を法的に確保できました。

リーテックスデジタル契約®は、電子記録債権法により契約データの保全が法律で保証されている唯一の電子契約サービスです。一般的な電子契約は契約書のPDF を保管しているだけですが、当システムでは、電子契約の電子記録債権化により契約金額や支払い期日などもあわせて管理し、契約に伴う請求書発行機能も標準で装備しています。

電子記録債権の裏付けによって金融機関の担保にもなる世界で唯一の電子契約であり、
サプライヤーの資金繰りに役立ちます。これらの機能により、高度なサプライチェーンマネジメントを可能にします。
今後も多くの企業のサプライチェーンマネジメントDX を支援するために、様々な新機能やセキュリティなど開発し、ニューノーマルな働き方に欠かすことのできない電子契約サービスへと進化させ続けます。


■ 特許について
電子契約を電子記録債権で記録することについて、リーテックス株式会社の親会社であるOGU-Techs 株式会社が特許を取得しています、(特許第6872183 号)

■ リーテックス株式会社について
リーテックス株式会社は、LegalTech × FinTech のMulti Tech ベンチャー企業です。社会のIT 化に遅れがちな法制度を、Legal Tech による革新的なソリューションで支えることをめざしています。DX に取り残されがちな中小企業の業務効率化の推進をお手伝いします。

会社名 : リーテックス株式会社
設 立 : 2019 年9 月20 日
資 本 : 3 億1700 万円(資本準備金を含む)
代表者 : 代表取締役 小倉 隆志
所在地 : 東京都新宿区愛住町22 第3 山田ビル10 階
ホームページ : https://le-techs.com/
【本件に関するお問い合わせ先】
リーテックス株式会社
業務部 林謙介 03-6273-2207
メールアドレス hayashi@le-techs.com

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